注文 即決・極稀★「皇道派」憲兵司令官、陸軍中将・中島今朝吾、原田政治書、宇宙詩『地球を弔ふ』著者・中山忠直画『土肥港』合装(共凾入)

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函には中山忠直絵巻物とありますが、実際には4名の書画を合装したものです。
中でも注目は、大正時代には北一輝などの「猶存社」に出入りし、昭和戦前期にはに松岡洋右や「神典形象(みふみかたどり)」で知られる神道家・松浦彦操などから絶賛された宇宙詩「地球を弔ふ」の作者であった「愛国詩人」中山忠直よりも、他の三名ではないかと思います。前書きは、北一輝の知人でもあり、北の処刑後は獄中で書かれた絶筆書を贈られた右翼、政界のフィクサー的存在であった原田政治、末尾は「越海」と署名がありますが、落款から海軍中将・小林省三郎と思われる人物、それに憲兵司令官を務めた「皇道派」の陸軍中将・中島今朝吾が題字を寄せています。
中島は、戦時中は竹内文献の信奉者として「皇道世界政治研究所」を設立した「神国=日本」主義者でも知られますが、書が出てくることは殆どなく、この巻子装の白眉といえるものです。「神風一過 大洋浪静」の堂々たる書です。
函書の人物は不明ですが、函の底には、中山の自筆(署名はありませんが、中山の自筆です)で識語がなされています。
サイズは本紙(34×270㎝)、総丈(34×300㎝)。 
中山は、戦後の元海軍大佐・犬塚惟重が主宰した「日猶懇話会」などの資料から静岡県の沼津に住んでいた様で、この彩色水彩画も、同じ西伊豆の土肥港を描いたものと思われます。
状態は画像をご覧下さい。多少のシミはあるかと思いますが、概ね良いと思います。  ※※※ヤフオクのシステム変更により、受取連絡を迅速に頂ける方、また「評価」までご対応頂ける方でお願い致します。お送りしても何らご連絡のない方、説明文を読まずに評価までご対応頂けない方につきましては一切入札をお断りします。  発送に就きましては、ゆうパックは着払いとさせて頂きますので、御了承下さい。また、日時、お時間指定がある場合は、最初のご連絡で頂ければ幸いです。

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